2023.10.25 東ティモール・バリ島旅行 Day4
<前回のあらすじ>
東ティモール最後の朝は、東ティモール料理を食べにオシャレカフェへ。お目当てのKUPUTAはランチメニューだったものの、お店の方のご厚意で注文OK、無事KUPUTAを食す。
東ティモールご飯は意外と美味しい。
東ティモールの伝統織物が買える「タイスマーケット」へ
朝食後はお土産探し。
やってきたのはこちら「Tais Market(タイスマーケット)」です。
マーケット感を微塵も感じさせない、周囲の民家に溶け込む見事な擬態。
ですが紛れもなくここがマーケットですので、どうぞ安心して足を踏み入れてください。
では参りましょう。
タイスマーケットの名前にもなっているTais(タイス)は東ティモールの伝統的な織物のことで、地域によって柄が異なります。
このタイスマーケットでは、タイスを扱うお店がずらりと並んでいます。タイスに混ざって売られている、東ティモールの国旗色のTシャツや帽子もなかなかインパクトがあります。
運が良ければ、実際にタイスを織っているところを見ることもできるらしい。
わたしたちが訪れたのは朝早めだったからか、誰一人声をかけてくる気配はなく、他のお客さんも皆無。そもそも口コミを見てもグイグイ営業をしてくる感じはないらしいので、ゆっくり見たい方には良いかもしれません。
でもぶっちゃけ、こういう布ってどうやって使えばいいか分からないんだよね
世界各地で伝統織物を売っているけれど、特に微妙な厚みやサイズ感の布は、買ったとてどう活用すれば良いのか分からない。「どうやって使うの?」と聞くと「飾る」と言われたりして、そんなに世界各国の布を片っ端から飾っていたら我が家は布屋敷になってしまう。
裁縫女子なら上手く活用できるのかもしれないけれど、あいにく私はクッションカバーを作ろうかと4年以上前にモザンビークで買った布すら未だ手付かずの状態で放置しているので、今後死ぬまで「布を活かす」という行為ができる気がしない。
このタイスも買った後どうして良いのか分からないので、結局ここでは何も買いませんでした。
でも伝統織物って可愛いから欲しくなるんだよね…このジレンマよ…。
タイスマーケットを後にしホテルへ。
ホテルに入っているお土産屋さんはけっこう可愛い雑貨が多かったので、そちらでお土産を買うことにしました。
おすすめのお土産ショップ「Things and Stories」
HOTEL TIMORに戻って、ホテル内に入っているお土産屋さん「Things and Stories」へ。
お店は道路に面しているので、ホテル内からだけでなく外からもアクセスできます。ホテルの宿泊者じゃなくても入れるよ!
「Things and Stories」は、東ティモールの伝統的な工芸品や民芸品を現代風にアレンジ・セレクトしたハンドメイドのクラフトショップ。東ティモール各地の800人以上の職人さんたちと繋がっているんだそうな。
お値段は高めですが、品質はとても良いです。そしてどれもこれもたしかに可愛い。オーナーがフランス人らしいので、そのあたりのセンスは間違いないのでしょうな。
タイスを使って作られたと思われるぬいぐるみたち。
ぬいぐるみとかマジで今まで買ったことないですが(あ、嘘。オーストラリアでウォンバットのぬいぐるみ買ったわ)、坊が遊ぶかなぁと思い買うことにしました。
じゃあ各自「これ!」ってのを買おう
おけ!
わたしが選んだのはこちら。トカゲ的なぬいぐるみです。ブタみたいなぬいぐるみと悩みましたが、個人的にトカゲの形のピアスを愛用していることもあり、トカゲをチョイス。
柄が可愛い。これもタイスかしら?
このトカゲ、生後7ヶ月の坊が持つとこんな感じでけっこう長い。
坊はトカゲのしっぽをカジカジして遊んでいました。
よし!坊が気に入ったぞ!
おっくんはどれにしたの?
俺はねー、これ!
え?からあげクン?
なんでからあげクン買ってんだよ
え!?可愛くない!?てか、からあげクンじゃないし!
可愛いかと聞かれると、正直「なんだか無性にローソンに行きたくなる」としか答えられない、そんな風貌のぬいぐるみ。「可愛い・可愛くない」とかいう次元ではなく、「食うか・食わないのか」という次元に存在しているような気がします。
ぬいぐるみの他にも、たくさんのハンドメイド雑貨が売っていました。
この木みたいなやつは多分、わたしの見解なんだけど、アクセサリー(ピアスとか)を掛けておくモノだと思う。
これは食器として使われているのはもちろん、新郎新婦の家族間で結婚交渉などの儀式でも使われている伝統的なお皿なんだそう。
このお店で売られているお皿は、職人さんと若いアーティストが共同で制作したものなんだって。どうりでオシャレ。こうやって後から写真を見返して「やっぱり買ってくれば良かったな~」っていつも思う。
次からはもっとお土産予算を増やさねば!悩んだら買おう!
こちらはタイスを使って作られたピアス。
これは買いだな!
そうそう、こういうのを求めていたんですよ。タイスそのものではなくて、それを使えるものにアレンジしたブツを!
うん、可愛い。
今は坊が引っ張ってしまうのでぶら下がる系ピアスはつけられないけれど、坊がもう少し大きくなってピアスを引っ張る心配がなくなったらつけたいと思います。
他にもコーヒー豆とか。
お土産の定番・石鹸とか。
これは東ティモールのココナッツオイル等で作られた石鹸だそうで、何個か買いました。泡立ちも泡切れも良くて、流したあとは心なしか肌がしっとりしたような。
心も体も荒んでいる方におすすめです(そうじゃなくてもおすすめ)。
こんな感じで東ティモールのお土産の半分以上はこのお店で購入。
商品も素敵だけど、このお店のスタッフは全員親切かつフレンドリー。
「坊を抱っこさせて~」とここでもアイドル並みの扱いを受けた坊。このスタッフさん自身もお子さんが何人かいるらしく、「男の子?女の子?名前はなに?」「この子の食事はミルク?それとも母乳?どうしてこんなにむっちりしてるの!?」「ベビーシッターはいるの?」など、国境を越えた育児トークが繰り広げられました。
坊がいる旅では、今までとはまったく違う交流が生まれてなかなか面白い。
と、長くなったので今回はここまで!最近ブログを書く時間がめっきり減った&脳みそがヤバいので、文章がとっ散らかっていてごめんなさい。次回、東ティモールを去ります!
<つづく>
(この記事は2023年10月の東ティモール・インドネシア(バリ島)旅ブログです)
コメント
からあげくん可愛らいじゃないですか
一見、旅の人間には近寄りがたい長屋風情に似合わないような鮮やかな彩りが対照的で不思議な感じですね
おみやげってほんと難しいですね
昔、長崎の土産にびわドロップを買ったのですが、未だに友人達の笑い草になっています。
以来、人への土産はほとんど買いません
仕事に育児の忙しいママのペースでブログ楽しみにしてますよ
体を大事にしてつかさい
びわドロップ、いいじゃないですか。
むしろ今まで「びわ=千葉県」の名産と思っていたので、長崎もびわの名産地ということが知れて良かったです。
なにげに私、びわ好きなんですよね。長崎行こうかな。
ちなみに、人への土産が難しいという点は首がもげるほど同意です。
紳士お優しいですね。
明後日から1泊で帰省しますよっと。