ロシアで最も美しい街「サンクトペテルブルク」観光(前編)

旅の随筆
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6月25日

エカテリンブルグからPobeda AirlinesのDP516便でサンクトペテルブルクへ。

航空券は片道で約12,400円くらいでした。
(この旅の航空券情報まとめ記事はコチラ

でも今スカイスキャナーで検索したらね、同じ便が5,200円くらいだった。

スカイスキャナーで航空券比較検索

普通そうだよね。W杯期間中&結構ギリギリの購入だったから高かったんだろうな。

 

空港からはバスで市内へ。

モスクワ駅という大きな駅の地下に荷物の預かり所があるので、そこにバックパックを預けて市内観光に出発です!

 

ネフスキー大通りを歩く

サンクトペテルブルクはモスクワの北西約700km、フィンランド湾にネヴァ川が注ぎ込むデルタ地帯に街が広がっています。

1712年から1918年までの200年余にわたって、ロシアの首都だったサンクトペテルブルク。

その街並みはロシアで最も美しいと言われ、皇帝や貴族の豪著な宮殿の数々が美術館や博物館として公開されています。

 

だがしかし。

 

SAORI
SAORI

ヨーロッパのような美しい街並みにはそこまで興味ないんだよね。

あ、これヨーロッパ好きな方に喧嘩売ってるわけじゃないですからね!?

わたくし、常に白い鳩をカバンの中に忍ばせておきたいくらいの平和主義者ですからね!?
(別に鳩好きじゃないけど)

 

だってほら、皆さんだって

『ガスマスク買って青空トイレ&星空野宿して、マグマがグツグツしているアフリカ行こうぜ!』
参考記事:エルタ・アレ火山でマグマ祭り(サオタビ!!)

とか

『フルフェイスと防炎服着て、ロケット花火に当たりに行こうぜ!』
参考記事:炎上からのー!!!鹽水蜂炮で最前列へ行った結果(サオリグラフ)

とか言われても、

「いや、それ興味ないわ・・・」ってなるでしょ?

 

それと一緒です。興味の対象は人それぞれ。

みんな興味の対象が違うから旅って面白い。

と、偉そうに旅の良さを語って締めくくったところで・・・。

 

サンクトペテルブルクの街を歩き始めた我々。

モスクワ駅からネフスキー大通りを西へ西へと歩いて行きます。

ネフスキー大通りはサンクトペテルブルクの中心部を貫く大通り。

見どころも多いので、初心者はまずこの通りを攻めるのが良いです。

 

なんだこれ、想像以上に綺麗な街並みに驚くSAORI。

SAORI
SAORI

ちょ、サンクトペテルブルク、めっちゃ綺麗じゃん!

SAORI
SAORI

スウゥゥウー ハァァアアア

肺が破れそうなほどに街の空気を吸い込みたくなる、そんな美しく気持ちの良いサンクトペテルブルクに大興奮!

 

なーにが「ヨーロッパのような美しい街並みにはそこまで興味ないんだよね」だよ。

自分の発言を3分後には自ら覆しにいくスタイル。

ごめんなさい、美しい街並み、最高です!

 

ショーウィンドウ越しにキャンディー職人が微笑んでくれるし、

こりゃ間違いなくいい街だわ。

 

高級食料品店「エリセエフスキー・マガジン」

ネフスキー大通りを歩いていると、なんだかちょっと気になるお店を発見。

 

サンクトペテルブルク お土産

「エリセエフスキー・マガジン」というお店で、高級食料品店という括りになっています。

ショーウィンドウにディスプレイされている、クセの強い人形が気になる・・・。

では早速入ってみましょう。

 

めっちゃカメラ目線のピアニストがいた。

眼力でカメラのレンズ割れそう。

SAORI
SAORI

えっと・・・こちら、食料品店ですよね?

 

高級食料品店なだけあり、店内には良さげなチーズやキャビア、スイーツなどがズラリ。

 

店内にはイートインスペース(カフェ?)もあるので、そこでマダム達はピアノの調べを聴きながら優雅にティータイムしていました。

ちなみに店内はディテールまで拘った豪華な内装で、アールヌーボーが好きな方にはたまらないと思います。

 

これ、マトリョーシカの中にウォッカの瓶が入っているの。

酒好きな人へのお土産としてはもちろん、ダイニングバーとかにあっても可愛いよね!

お値段は2,300円くらい。

 

個人的に買うかどうかすごい悩んだのがコレ。

6パック入って約850円。マグカップに引っ掛けてお湯を注ぐタイプのお茶パックです。

 

SAORI
SAORI

つまり・・・プーチンの出汁みたいな雰囲気になるのか

めっちゃ欲しかったけど買わなかった。お土産にはいいと思うよ。

 

「エリセエフスキー・マガジン」基本情報

住所:Nevsky avenue, 51, Sankt-Peterburg, ロシア 191025

電話:+7 812 941-41-51

 

荘厳な雰囲気「カザン大聖堂」

 

続きまして、ネフスキー大通りに面したカザン大聖堂。

1811年に完成したこちらの聖堂には、ナポレオン軍を撃退した最大の功労者であるクトゥーゾフ将軍が埋葬されており、彼の墓の上にはフランス軍から奪った数本の軍旗と鍵が飾られています。

厳かで静寂に満ちた聖堂内部では、熱心な信者が祈りを捧げていました。個人的にオススメ。
(内部撮影禁止のため、写真ありません。カザン大聖堂のWEBサイト見てみてね)

 

カザン大聖堂
ロシア正教会の大聖堂。モスクワの赤の広場にあるカザン大聖堂と同じく、カザンの生神女を祀っている。内部は美術館並みの美しさで、静かな時間を過ごすことができる。

【休み】無休
【料金】入場無料

【写真撮影】内部の撮影は不可
【Webサイト】http://kazansky-spb.ru/

 

ちなみにこのカザン大聖堂の外には、

平和の象徴である白い鳩を無理矢理肩に乗せてきて、写真を勝手に撮りお金を要求する

という昔ながらの手法で観光客からお金をとろうとする輩がおりますのでご注意ください。

(鳩と写真が撮りたい場合は別)

 

カザン大聖堂の脇を流れるグリボエードフ運河では、運河クルーズも。気持ちよさそうだな。

 

世界三大美術館「エルミタージュ美術館」

 

おっくん
おっくん

俺、サンクトペテルブルクで絶対に行きたいとこがあるの!

SAORI
SAORI

いいよ、どこ?

おっくん
おっくん

エルミタージュ美術館!

まさかおっくんの口から「美術館に行きたい」だなんて発言がされるとは思ってもいませんでした。

だって、どう見ても芸術に疎そうじゃん

 

SAORI
SAORI

なんで行きたいの?

おっくん
おっくん

俺、ルーブルもメトロポリタンも行ったから、エルミタージュ行けば世界三大美術館制覇なの!

理由が邪道。でもいいよ、行こうよエルミタージュ。

 

はい、エルミタージュ美術館が見えてまいりました。でかいな。

 

SAORI
SAORI

エルミタージュ美術館で見たい作品とかあるの?

おっくん
おっくん

俺ね!あれ見たいの!

SAORI
SAORI

なに?

おっくん
おっくん

モナ!!!

 

モナ・・・。

それ、あれじゃん。五反田9,800円の人じゃん。

(あの頃は二岡が好きでしたが、この一件で冷めました)

 

SAORI
SAORI

うん・・・モネね。

おっくん
おっくん

はっ!そうだった!

 

エルミタージュ美術館ではモネの「ジヴェルニーの干草」や「庭の女」などを見ることが出来るそうよ。

 

さすがエルミタージュ美術館。白馬の馬車がいました。似合うな。

 

建物も立派。エルミタージュ美術館本館は、ロシア皇帝の住まいだったそうです。

おっくん
おっくん

じゃ、入ろ!モーネ!モーネ!

SAORI
SAORI

あれ?ちょっと待って・・・今日って月曜日だよね?

おっくん
おっくん

うん!そうだよ!

SAORI
SAORI

月曜日、休みって書いてあるけど・・・

 

 

・・・!!!!!

 

 

おっくん
おっくん

俺、サンクトペテルブルクで絶対に行きたいとこがあるの!

と言っていた割には詰めが甘いおっくん。

残念ながら、エルミタージュ美術館の中に入ることはできませんでした。

 

まぁ、らしいと言えばらしいよね。

 

基本的に同じ国にはよほどの用事がない限り行かないのですが、万が一またサンクトペテルブルクに来る機会があったらその時はモネ、見ましょう。

 

エルミタージュ美術館
ロマノフ朝の財宝とソ連誕生後に国有化された豊富なコレクションを所有する世界有数の美術館。収蔵品の点数は310万点を超え、古代エジプトのコレクションから、20世紀の巨匠の芸術まで幅広く公開。

【時間】10:30~18:00(火・木・土・日)/ 10:30~21:00(水・金)
【休み】月曜、1月1日、5月9日
【料金】700RUB

【Webサイト】http://kazansky-spb.ru/

 

ちょっと長くなったので前編はここまで!サンクトペテルブルク観光は後編に続きます!

 

<つづく>

 

(この記事は2018年6月のロシア旅ブログです)

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