2019.06.10(mon)モンゴル旅行1日目
やってまいりました、毎度おなじみ成田空港。
今回搭乗するのはこちら、モンゴルのナショナル・フラッグ・キャリアであるMIATモンゴル航空です。元は国営の航空会社でしたが、1993年に民営化しました。成田空港では2020年10月より第2ターミナルを利用しています。
空港の電光掲示板って、いくら眺めていても飽きないよね。我々が乗るのは14:40発のウランバートル行きの飛行機。

ウランバートルって“ULAANBAATAR”って書くんだ!

ウラァァンバァァタァル!
思っていた以上に「A」が多いスペルです。格闘技イベントの入場コール風に発音したらめっちゃ強そうです、ウランバートル。
こちらがMIATモンゴル航空の機体。
尾翼とウイングレットに描かれているロゴマークは、モンゴル人にとって特別な存在である馬。
広大な土地で遊牧生活をしてきたモンゴル民族にとって、馬は生活に欠かせない乗り物という役目だけでなく、時には良き友であり、さらには民族の誇り、幸運や繁栄のシンボルとなっているそうです。

ほほーう
ではでは、お待ちかね。機内食の時間です。何歳になってもご飯の時間は楽しい。

まずはわたしの機内食から

オープン!
か…
かつ丼(もどき)だ!!!
なんとなくイメージで「モンゴル航空だし羊肉かな」とか思っていたら、普通にかつ丼が出てきてびっくりした。
副菜の海藻みたいな物体と何かのマリネもすごい美味しかった!
つづいて、おっくんの機内食。

オープン!
な…
なんじゃこりゃ。

なにこれ

多分オムレツ…
多分オムレツみたいな機内食も、普通クオリティの機内食だったようです。
窓の外を見てみると、荒々しい大地が。THE・大陸って感じです。
そんなこんなしているうちに、ウランバートルの空港「チンギス・ハーン国際空港」に到着。

チンギスハーンって“CHINGGIS KHAAN”って書くんだ!

チングギィスカハァァン!
目に映るものを口に出さずにはいられない性分。
今回は泊まりませんが、ウランバートルにも東横インが2019年8月にオープン。どこに泊まるか悩んだらここでもいいかもしれない。
空港の外の風景。あちこちで高層マンションやビルが建設されています。

あれ…?あそこにあるのって…

チンギス・ハーンさんだ!
さすがモンゴル帝国の初代皇帝。こんなところにも大きな肖像画が。チンギス・ハーンは現在でもモンゴルの国家創建の英雄として称えられています。
え?『チンギス・ハーン』と『ジンギスカン』って、どっちがどっちですって?
チンギス・ハーンが人間で、ジンギスカンは焼肉です。
そしてあたかもチンギス・ハーンと何か関係がありそうなジンギスカンですが、ジンギスカンは北海道生まれの郷土料理。モンゴルでも羊肉はずっと食べられてきましたが、ジンギスカン自体はモンゴル料理ではありません。でも命名した人はチンギス・ハーン(チンギス・カン)からイメージした、というのが有力な説のようですね。
国家創建の英雄も、まさか自分の名前が他国で焼肉料理の名前になるとは思ってもいなかっただろうな。
でもどうだろう…もし海外で、生魚を米の上にのせて食べる料理を『シャオリ』とか名付けていたら、それはそれでわたし(サオリ)は嬉しいかもしれない。そう思うときっとチンギス・ハーンさんも喜んでいるかもしれない。
と、チンギス・ハーンとジンギスカンの違いを学んだところで、次回は空港から市内へ向かいます。
夜ご飯はもちろん…羊肉だー!!!
<つづく>
(この記事は2019年6月のモンゴル旅行ブログです)
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