2024.02.25 ニュージーランド・フィジー旅行 Day3
<前回のあらすじ>
オークランド観光の一発目はスカイタワー!南半球で最も高いタワーから、オークランド市内を一望したよ。近くにオールブラックスエクスペリエンスもあるので、ラグビー好きはぜひ寄ってみてね。
ニュージーランドの信号に戸惑う
スカイタワー観光を終えてホテルに戻り、今度はレンタカーでオークランド市内へ繰り出します。
突然ですが、ニュージーランドで運転していて戸惑ったのが信号。日本でも矢印が出るタイプの信号機はあるのですが、ニュージーランドの信号機はこんな感じなんですよ。

えっと、どゆこと?
日本の矢印が出るタイプの信号機は、基本的に矢印は青色で「青矢印が出ている方向には進んでOK」じゃないですか。ニュージーランドの信号機は矢印にも青・黄・赤があって、初見だと混乱します。

これなんてメインの信号、矢印信号、自転車用の信号のすべてが赤で点灯しているんだけど、もはや
それ、要る?
と言いたくなります。でも仕組みを知ると要るんですよね。
矢印信号は、矢印の向きに進む車が見る信号。最初の写真は「直進車(と左折車)は進め、右折車は止まれ」の意味なんです。こう書くとなんてことない(シンプルに見たまんまの意味)のですが、日本ではこの場合、メインの信号は赤になって、左折と直進の青い矢印が点灯しますよね。意味は同じなのに、表示方法が異なるので混乱するんです。
渡航先の交通事情やルールを調べていかない私たちが悪いのですが、ニュージーランドは過去一混乱しました!
あとアレ。ラウンドアバウトもあるし。オーストラリアにもあったけど、あれ苦手…(この後行くロトルアはラウンドアバウト祭りだった)。まぁ99%おっくんが運転したので、わたしは

どゆこと!?どゆこと!?

ひぃいいいいい!!!
と車内で騒ぐだけなんですけどね。ニュージーランド旅行で運転する方、ご注意ください。
シーフード求めて「オークランド フィッシュマーケット」へ

そんなこんなでニュージーランドの信号に戸惑いつつやってきたのはこちら!
オークランドフィッシュマーケット(Auckland Fish Market)です。

1904年に創業し100年以上の歴史をもつオークランドフィッシュマーケットには10店舗ほどのお店が入っており、新鮮な魚介を購入したりシーフード料理が楽しめます。

ニュージーランドも日本と同じく海に囲まれた島国ですからね、新鮮な魚介がワッショイワッショイというわけです。

“マーケット”と名がつくので結構混んでいるのかな?と思いきや、フィッシュマーケット内はそこまで人がおらず。のんびりと見てまわることができました。

魚がいっぱい!

こっちは切り身。

そして光り輝くサーモン!かぶりつきたい!サーモンに溺れたい!

刺身になったサーモンもありました。わさび付き!

あとこの左側の少し緑がかった貝は「グリーンマッスル」というムール貝の一種。
ニュージーランド各地の沿岸部で通年収穫されていて、粒が大きくプリプリの食感が楽しめるんだそう。白ワインとガーリックで味付けした蒸し焼きが一般的だけど、直火やオーブンで焼いたりフリッターにしても美味しいらしい。

マッスルもニュージーランドにいる間に食べたいな

フィッシュマーケットにはイートインの座席があるので、各店舗で買った料理をその場で食べられます。

空いているので余裕で座れる。

マーケット内のイートインスペースにはベビーチェアも置いてあったので、坊も安心して食事がとれました。
お目当ては「クレイフィッシュ」
フィッシュマーケットでは様々な魚介が売られているわけですが、わたしのお目当てはズバリ、
クレイフィッシュ(Crayfish)というエビ!
ニュージーランド産のクレイフィッシュはイセエビの一種で高級食材。レストランなどで提供されるお値段は、庶民が震える単語トップ10に入る「時価」のことが多いようです。時価こわっ。
クレイフィッシュは9~3月が旬で、ニュージーランド南島にある「カイコウラ」という港町の名物。少しでも安く食べるならばカイコウラへ行くのが良いんだろうけどね。

私たちは今回南島へは行かないし、「赤ちゃん連れでレストランに入るのも気が引けるなぁ」ということで、こちらのフィッシュマーケットで食べてみることにしました。
フィッシュマーケットなので少しはお安いのかなーと思いきや。

それでも半身でNZ$85(≒7,450円)。
なんだか内臓が出てきそうな値段だな。
旧正月スペシャルと書いてあるので、中国人観光客を意識したメニューなのかしら。だから思っていたよりお高いのかな。育休中でカッツカツのわたしとしては勘弁してほしいお値段ですが、とは言えニュージーランドまで来たなら食べない方が損。

もう二度と来ることはないからな!
そう。モザンビークの時然り、1ヶ国1回訪問を信条としていると、無駄に思い切った決断ができるのです。清々しいほど無駄にね。“決断する”というより、それを言い訳に“思考停止する”という方が近いかもしれません。合言葉は「もう二度と来ることはないからな!」です。
それではご唱和ください。せーのっ!
もう二度と来ることはないからな!
念願のクレイフィッシュを食す

それでは!めでたく思考停止して購入したクレイフィッシュのグリル(半身)を食べてみましょう。クレイフィッシュの他に、フィッシュアンドチップスも購入。
海外旅行中の食事で考えるのが面倒になったら、フィッシュアンドチップスを頼むか、中華料理屋かマックに行けば大丈夫です(なにが?)。

こんにちは、クレイフィッシュ。

いざ実食!

いただきまーす!
わたしの旅メモによると、クレイフィッシュは「ねっとり濃厚、尻尾の方はプリプリ」と書いてありました。今となっては何がねっとり濃厚なのか、良く分からないメモを書いた過去の自分に若干の苛立ちを覚えますが。
おそらく過去のわたしは「クレイフィッシュはクリーミーで濃厚な風味、身は肉厚でプリプリとした弾力がある」と言いたかったのだろうと推測されます。けっこうまともな食レポです。実際、クレイフィッシュは美味しかったです。

フィッシュアンドチップスは紛れもなくフィッシュアンドチップス。特筆することはありません。

ただ、ベビーフードを食べていた坊が、

フィッシュアンドチップスのフィッシュに興味を持ち、

美味しそうに(?)フィッシュアンドチップスのフィッシュを食べておりました。
おめでとう、人生初のフィッシュアンドチップス。
そんなこんなで、オークランドで気軽にシーフードを見たり買ったり食べたりしたい!という方はぜひオークランドフィッシュマーケットへ行ってみてください。営業時間は店舗によって異なるので公式サイトで確認してねー(昼頃行けばどこも開いてるけどね)。
▼公式サイト▼
<つづく>
(この記事は2024年2月のニュージーランド・フィジー旅ブログです)

コメント
絶対事故りますこれ
何度読み返しても
?
です
なんかのんびりしてていいですね。
いま東京にいるのですが、この対照的な風景が
吊り革にかかる田舎の土地広告に飛びつく都会人の気持ちがわかります
田舎の吊り革広告、疲れた現代人には魅力的ですもんね。
実際には都会と田舎、どちらの方が自分に合っているのかいまだに分からずにいます。
都会の人間関係の薄さと利便性は捨てがたく、でも田舎の自然や流れる時間の緩やかさが懐かしい…
というか、東京にいたなら連絡くらいくださいよもう。