札幌から昆布駅へ行き、黄金温泉を訪れた今回の旅。
本日は帰路の記事です。
あらためて旅のスケジュール
本日の記事は、右半分の帰路の部分だよ。
ただ帰るだけですが、記事にする執念。(だからブログが進まない)
昆布駅の余談
「黄金温泉」という大収穫があった昆布旅。
ちなみに黄金温泉の林さんが

昆布駅で自転車借りてくれば良かったのに
と言っていたレンタサイクルの件ですが。
昆布駅の南側にあるニセコエリア情報センターで借りられます。
歩くのダルい方は自転車でどうぞ。(歩いて行く人はほぼいないと思う)
ついでにJR北海道では「わがまちご当地入場券」を販売しています。
これは101の市町村それぞれの街の表情(風景)をのせた入場券で、実際にその街の駅に行かないと買えません。
昆布駅は無人なので、こちらもニセコエリア情報センターで買えます。

まぁ、買うよね。
「昆布」グッズが欲しかっただけなので特に集める気はありませんが、鉄道が好きな方は是非集めてみてください!
じゃ、そろそろ札幌へ帰りましょう。
さよなら昆布、また会う日まで。
「朝里駅」で途中下車
「あーマジで黄金温泉良かったわー」
車窓を眺めながら昆布の思い出に浸っていると、北海道在住の姉から

帰りにこの駅通ると思うよ!
とURL付きのLINEが送られてきました。
URLのリンク先を見てみると、なんとも面白そうな駅の情報が。

よし、ちょっと降りてみるわ!
急遽途中下車を決めたSAORI。姉から送られてきた面白そうな駅の名前は「朝里(あさり)駅」。
小樽駅から3駅目にある朝里駅は、1999年から完全無人駅となっております。
この旅、昆布駅だの朝里駅だの、海産物わっしょい祭りですわ。
JR朝里駅は海の見える素敵駅
というかんじで、朝里駅に到着しました。
朝里駅はホームから海(石狩湾)が見える素敵な場所です。

さーて、お目当てのブツを探しますか。
そう。わざわざ無人駅の朝里駅で途中下車した理由が・・・
こちらの写真に写っております。
小さくて良く分からないので、ちょっと向こうのホームに渡ってみましょう。
あったあった!これですこれです!
え?普通の自動改札じゃん、ですって?
違うよ、良く見てよ。
突き当たり、壁じゃんよ。
少し前にTwitterで話題になっていたらしいこの謎の改札。
これをまじまじと眺めるためだけに、途中下車しました。
改札といったら通常通り抜けるものですが、そういった固定観念は捨てて下さい。
固定観念を捨てれば、新しい何かが見えてくるはずです。
そうですねぇ・・・例えば以前、ファッションデザイナーの知人と食事をした時に
「参考までに、SAORIさんはどうゆう店とかブランドで下着を買うの?」
と問われ、

一番直近はコンビニです。ファミマ最高。
と答えたら、一瞬世界が止まりました。(@大塚駅の焼肉屋)
ファッションデザイナーの彼の“30代の女性は下着にもこだわる”という固定観念をぶち壊した瞬間です。
きっとこの瞬間、新しい世界が彼には見えたでしょう。
ちなみにこの後、
「もっと世間の一般論が聞きたかったのに」
「マジで全然参考になりゃしねぇ」
と散々文句を言われ。
挙句の果てに
「SAORIさんの、一番仲の良くない女友達を連れてきて」
「一番仲の良くない女友達が、一番まともな感覚だと思う」
とまで言われました。
いや、それもうほぼ他人だし。
不思議な改札の使い方
ごめんなさいね、脱線しました。話を戻します。
この不思議なポジショニングの自動改札は、入場の際は「乗るとき」にICカードをタッチ、出場の際は「降りるとき」にICカードをタッチして記録を付けるもの。
通り抜ける為のものではないのですね。
ICカードの使える無人駅で、雨風をしのぎつつ限られたスペースに設置したらこうなったそうです。
ちなみに海側には駅舎があり、こちらは普通に通り抜けるタイプの自動改札があります。
ICカードではなく乗車券の場合もこちらから乗り降りしましょう。
じゃ、次の電車が来るまで暇なので、ちょっと駅から出てみますか。

ビックリするほど何もねぇー!!!
海しかありません。
海と民家しかありません。
海と民家とレストランが1軒しかありません。
朝里駅、ひたすらに穏やかなところでした。
ここで撮影された映画が中国と韓国で公開されたことから、近年は観光客が多く訪れているそうですが、この日は観光客は誰もおらず(まぁ夕方だしね)。
30分後にやってきた電車に乗って札幌に戻りました。
旅のまとめ
今回は「昆布駅に行く」だけを目的に計画しましたが、実際に行ってみたら色々な駅で途中下車して、更にとても素敵温泉にも出会えて本当に楽しい旅でした。
たまにはこうしてのんびり電車の旅もいいなぁ・・・
是非みなさんも普通の北海道旅行に飽きてきたら、昆布あたりへ行ってみて下さい。
次回は北海道おまけ記事で、あの「ピープル・ピープ」へ2年ぶりに行った記事を書きます。
初回訪問は2012年・・・それからほぼ毎年訪問していたピープル・ピープ。
マスターのことを考えると胸のトキメキが抑えきれません!ではお楽しみにー!
<つづく>
(この記事は2018年8月の北海道旅ブログです)
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